CASE 16 |
念願だった自分の城&オフィスを 開設。 |
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名古屋市 Y様
ご家族構成:男性一人暮らし
2019年11月ご入居
日本永住権を取得して独立へ
私の母国はマレーシアです。技術とビジネスを学ぶため日本に留学し、大学院修了後は「帰ってこい」という親の声に逆らって日本で就職しました。良い職場と出会えたおかげで会社員生活は予想外に長くなりましたが、私の夢はもともと独立開業することです。
そこで4年前に日本での永住権を取得し、徐々に独立への準備をスタート。心配だった身元保証人も、長いつきあいの恩人が引き受けてくれました。仕事でも、生活でも、一番大事なのは人間関係です。信頼関係をつくることができれば、母国をひとり離れても大丈夫。そう実感しています。
キリよく2020年で独立しようと、2年前から本格的に住居兼オフィスを探し始めました。注文住宅やマンションも検討しましたが、注文住宅は土地探しが大変で、マンションは管理費や生活コストが高くつきがちです。そんな折、たまたまポストに入ったチラシからDUPレジデンスを知りました。住みやすく仕事に集中できる家を
拠点探しにあたって、重視したのは周辺環境です。車通りが激しい場所では仕事に集中できません。その点ここは古くからの住宅地でとても静かです。徒歩10分の距離で2路線2駅を利用できるうえ、すぐ近くに駐車場を確保できたので移動の心配もありません。
ほどよい広さも必須条件のひとつ。広すぎなければ掃除もしやすく、固定資産税も安く済みます。また、いざという時に売却できるかどうかも大事なポイントでした。
もうひとつこだわったのはデザイン性です。この住まいはシンプルで色調も落ち着いており、白とベージュを基調とした思い通りのインテリアが実現できました。家具類はほとんど新規購入しましたが、なかでも気に入っているのはダイニングに置いた半円形のテーブルです。実はDUPレジデンスのモデルルームで一目惚れしたデザインで、譲ってもらえないかと交渉したのですが、レンタル品ということで却下。諦めきれず同じテイストの品を探しました。1階はくつろぎ空間、2階はオフィスに
自宅で開業する私にとって、2階建てである点もうれしい特色です。ここでは1階をくつろげるプライベート空間に仕上げ、2階には仕事に集中できるオフィス空間をつくりました。寝室もゆったり眠るという機能に徹しています。それぞれの空間を目的別にきちんとデザインできるのはDUPレジデンスならではですね。
一連の条件を検討し終えたら、最後はパッと決断する。これは経営者としての心得でもあります。迷っていてはせっかくのチャンスを逃がしかねません。だからこの家を見てから契約までは約2週間のスピード決断。担当者の対応がとても良かったことが最後の決め手になりました。もう少しセキュリティ面の配慮があれば、なお良いのですが、これは市販のツール類を使い自分で工夫しています。家の購入が社会的信頼づくりにつながる
私の専門は生産ライン自動化設計……つまり顧客の要望に応えて、省力省エネを実現しつつも格段に生産性が上がるように最適な仕様を提案し、図面化するのが仕事です。残念ながら独立開業は、早々からコロナ禍に見舞われてスロースタートとなりました。しかしピンチをチャンスに変えるのは私の生き方。むしろ焦らずにマイペースに準備できる期間を得たと考えています。
国や分野を問わず、いい仕事を成し遂げるコツは常に誠実であることでしょう。私にとって、この家はオフィスであると同時に、これまでの貯蓄により購入した確かな資産でもあります。不動産は社会的な信頼をつくる基盤にもなってくれますし、一人でやっていくための新しい拠り所が生まれた気がしています。これからは専門家として、一人の経営者として、お客様の記憶に長く残るような仕事をしたいですね。
また事業が軌道に乗ったら、趣味の乗馬も再開して4級ライセンス取得を実現したいところです。コロナ禍の終息を待ってマレーシアの家族や友人も招待する予定ですが、公私ともに充実させて、いつも笑顔で会える自分でいたいと思っています。