今DINKSに戸建てが選ばれている、そのワケは? |
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2020.08.31 16:00 | アドバイザーNEWS |
「シングル世帯」に「シニアカップル世帯」、「シングルマザー世帯」など
少数世帯様が大半を占めるようになった現代。
今回は、「共働き世帯」の中でも夫婦のみの「DINKS世帯(ダブルインカム・ノーキッズ)」に注目しました。
5年前に行われたDINKSを対象にした調査では、
・配偶者の収入・貯蓄額をどちらも把握していない…20.1%
・生活費を夫婦で分担している…46.0%
・シャンプーやボディーソープは自分で選んで買うことが多い…16.4%
と、夫婦それぞれが別の財布を持ち、各々が愛用するモノを別で使い生活している実態が判明しました。(日経MJの調査による)
最新の調査でもパートナーの収入を知らない人はやはり20%近く占めており、夫婦がそれぞれ自分の給料を個別に管理する世帯は50.5%にあたるようです。
結婚による束縛や我慢も最小限で独身時代の付き合いも楽しむご夫婦が多く、
いわば“おひとりさま”が同じ住まいで生活を共にしている新たな夫婦のカタチが増えてきています。
そんなDINKS世帯の家選び、マンションではなく戸建てを選ぶ人が増えてきています。
DINKSには2LDKと3LDKが人気。
2LDKの場合、夫婦それぞれの寝室を兼ねた個室を設けるか、一室は書斎にしてもう一室を共有の寝室にする使い方もできます。
3LDKであれば夫婦それぞれの個室と共有の寝室を設けることができ、ゆとりのある暮らしが送れます。
中でも戸建ては、単に部屋を持つだけではなく『フロアごとにゾーン分けできる』のが魅力!
在宅勤務が増えている昨今ですと、奥様が1階リビングそして旦那様が2階洋室とフロア分けができ、夫婦個別の書斎をつくらずとも独立性の高い空間をそれぞれに設けることができるのです。
DINKSの戸建ては、16~18坪程度の敷地に建つ2~3LDKのいわゆる狭小住宅でも十分な広さを確保できます。
そして、DINKSに戸建てが選ばれる一番のポイントは『資産価値が残りやすい』こと。
戸建てもマンションも、建物は経年劣化によって資産価値は低下していきますが、土地は基本的に資産価値を維持します。
同じ価格で購入した新築のマンションと戸建てを比較すると、マンションよりも戸建ての方が土地の価格が占める割合が多く、築年数が経過しても土地の価値が残りやすいのです。
子どもに資産を残す必要がないDINKSの場合、将来的にマイホームを売却して資金を老人ホームの入居費用に充てることも可能!
資産価値の残りやすい好立地に建つ小さな戸建ては
現代社会で精力的に働くDINKS世帯にまさにぴったりの住まいなのです。